【気象庁】線状降水帯による大雨の半日程度前からの呼びかけの新たな運用について~府県単位での呼びかけを開始します~

 気象庁では、令和4年6月から、線状降水帯による大雨の可能性がある程度高いと予測できた場合に、半日程度前から気象情報においてその旨を呼びかけています。

 この呼びかけについて、これまでは全国11のブロックに分けた地域(地方単位)を対象としていましたが、強化した気象庁スーパーコンピュータを用いて予報時間を10時間から18時間に延長した水平解像度2kmの局地モデル(LFM)の計算結果や、メソアンサンブル予報(MEPS)(※)を用いた危険度分布(キキクル)も活用し、令和6年5月27日(月)11時から、府県単位を基本に対象地域を絞り込んで呼びかけを行います。

 本呼びかけを見聞きしましたら、大雨に対する心構えを一段高めていただき、地元気象台が段階的に発表する防災気象情報やキキクル等の情報に留意してください。
※少しずつ異なる初期値を用意するなどして21通りの水平解像度5kmのメソモデルの予測計算を行い、メソモデルの不確かさや信頼度などの付加情報を得て気象現象の発生を確率的に捉える手法
 詳細については、こちら(気象庁HP)をご覧ください。

エコふぁみ