■報告者の地域分布
・県内エコファミリー登録者の内、過去2年間に取組結果が報告されたのは2,971人(世帯)であり、登録者に対する比率は21.3%となっている。
・報告者数の地域区分をみると、福岡・筑紫地域44%、北九州・京築地域17%、宗像・遠賀地域16%の順となっている。
・報告率(報告者/登録者)では、宗像・遠賀地域26.6%、福岡・筑紫地域23.1%、大牟田・北筑後21.7%の順で、特に、宗像・遠賀地域が高くなっている。
■地域別の電気使用量と節電効果
<電気使用量の地域特性>
・県内6地域における3人世帯の電気使用量データを対比すると、年間使用量は北九州・京築地域が最も多く、最小の久留米・北筑後地域の約1.5倍となっている。
・年間の電気使用量の変化は、北九州・京築地域の冬季の使用量が他地域と比べてやや多くなっているが、6地域ともに1月にピークがあり、8月に増加する傾向は同一である。
<節電の取組による効果>
・エコファミリー報告者の節電取組による電気使用量の削減率は、4.4%〜11.1%の範囲にあり、節電率の上位地域は福岡・筑紫地域(11.1%)、久留米・北筑後地域(10.1%)、大牟田・南筑後(9.0%)の順である。