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荒廃放置竹林対策を通じた「地域循環共生圏」づくり、および、気候変動適応策(南方系植物の外来種駆除/拡散防止)に関するセミナーの開催
<地域連絡会名>
大牟田・南筑後地域
<報告者・連絡先>
氏名:山村さん(久留米市)
<地域推進員>
氏名:馬場さん(大牟田市)、荒木さん(環境マイスター)
山村さん(久留米市)
<地域活動の実績>
1)活動名
荒廃放置竹林対策を通じた「地域循環共生圏」づくり、および、気候変動適応策(南方系植物の外来種駆除/拡散防止)に関するセミナーの開催
2)活動日時
令和4年1月17日 13:30~16:00
3)場所
道の駅 たちばな
4)参加人数
イベント全体 16人
5)活動概要
セミナーによる周知活動。
地球温暖化により外来種の孟宗竹の生息域が北上するとともに、すでに繁茂している地域(開催地八女も含む)では、よりその勢力が増し、在来種を枯らしている。気候変動への適応策が喫緊の課題となっている。
また、根が浅い事より土砂崩れが実際に起こっている。以上の背景を周知するとともに、この外来種の勢いを止める(在来種を守る、土砂災害リスクを低減)するには、二次的自然、すなわち、人と自然が共生する里山の保全活動が必要である事を説明。その上で、具体的な共生方法としての(竹を伐採して経済的に活用する)メンマづくりや竹ぬか床づくりについて講師(日高栄治氏)より糸島の事例を織り交ぜながら講演頂いた。
5)良かった点・その他
参加者の多くが竹やぶが繁茂する地域にお住まいの方で、かつ、道の駅に農産品を出品されている方もいらっしゃったことより、「環境と経済の好循環」のコンセプトをよく理解頂いたと感じた。その証左として、休み時間であるにも関わらず、講師の周りに人だかりができ、質問が多く出された。
6)改善点
子どもたち向けの要素を加えた、次世代への環境教育も加えるべきだった。