目次
- 森林の保全
- 都市の緑化
- 二酸化炭素固定化
本県では、大気中の温室効果ガスを吸収・固定するため、森林の保全、都市の緑化、二酸化炭素固定化のための県産木材の長期的利用、農地土壌炭素吸収源対策に取り組んでいます。
森林は、木材の供給や水源のかん養、土砂災害の防止といった機能を有しています。
本県では、こうした森林の持つ多面的機能の持続的発揮を図るため、森林環境税を活用して間伐などの森林整備を推進しています。
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森林環境税【福岡県HP】
県有施設における緑化や、都市公園の整備において、緑地の適切な保全及び緑地空間の創出を行うなど、地域緑化を推進しています。
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福岡県推奨緑化木【福岡県HP】
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街路樹リーフレット【福岡県HP】
(1)県産木材の長期的利用
本県では、「
福岡県内の建築物等における木材の利用の促進に関する方針」に基づき、公共及び民間建築物の木材・木質化を促進しています。
公共県有施設等における木材利用量
(2)農地土壌炭素
堆肥等の有機物を土壌中に投入すると、それに含まれる炭素は微生物により分解され、一部は大気中に放出されますが、一部は土壌中に貯留され、二酸化炭素の排出抑制に寄与します。
本県では、化学肥料・化学合成農薬を原則5割以上低減する取組と合わせて行う地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い農営活動を支援する「
環境保全型農業直接支払交付金【福岡県HP】」をかつようするなど、その取組を支援しています。