自動車(公共交通やエコドライブ等)

 最適な移動方法の選択                         
 一人が1km移動する時のCO2排出量は、移動手段によりさまざまです。(マイカーでは130g、バスでは57g、鉄道では17g、自転車や徒歩はもちろんCO2排出量 0g)環境への負荷を考慮し、状況に応じた最適な移動方法を選択しましょう。 公共交通機関が発達している地域では公共交通機関や徒歩の積極的な利用、そうでない地域では自動車の利用方法を工夫する(エコドライブの実践など)、また、カーシェアリングやシェアサイクルなど、様々な手段から地球にやさしい移動を実践しましょう。


【参考:国土交通省 運輸部門における二酸化炭素排出量


 エコドライブ                             
エコドライブとは、燃料消費量やCO2排出量を減らし、地球温暖化防止につなげる”運転技術”や”心がけ”です。
また、エコドライブは、交通事故の削減につながります。燃料消費量が少ない運転は、お財布にやさしいだけでなく、同乗者が安心できる安全な運転でもあります。心にゆとりをもって走ること、時間にゆとりをもって走ること、これもまた大切なエコドライブの心がけです。

  1. 自分の燃費を把握しよう
  2. ふんわりアクセル「eスタート」
  3. 車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
  4. 減速時は早めにアクセルを離そう
  5. エアコンの使用は適切に
  6. ムダなアイドリングはやめよう
  7. 渋滞を避け、余裕をもって出発しよう
  8. タイヤの空気圧から始める点検・整備
  9. 不要な荷物はおろそう
  10. 走行の妨げとなる駐車はやめよう
【出典:環境省 エコドライブのすすめ


 カーシェアリング                         
カーシェアリングとは、1台の自動車を複数の会員が共同で利用する新しい利用形態のことで、利用時間に応じて料金を支払うことができる経済的なシステムです。
また、カーシェアリングをはじめると、車を必要な時だけ使うようになり、1世帯当たりの年間自動車総走行距離が平均約4割減少するといわれています。(※)


【※ 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団
「カーシェアリングによる環境負荷低減効果の検証報告書」(平成25年2月)の調査結果

【参考:環境省 移動のクールチョイス


 シェアサイクル                            シェアサイクルとは、自転車をシェア(共有)して乗るサービスです。
サイクルポートと呼ばれる専用の駐輪場に置いてある自転車を借りることができ、使い終わったらサイクルポートへ返却します。
利用時と返却時のサイクルポートは別の場所でも問題ないので、長距離の移動などさまざまなシーンで利用できて便利です。
また、無人でレンタルできるシステムなうえ、スマホやICカードで決済が可能なため、24時間好きなタイミングで利用できるようになっています。

自転車の活用については、福岡県のホームページでも紹介しています。
エコふぁみ