エネルギーに関する取組

地球温暖化対策の取組 エネルギー


目次

  1. 福岡県における再生可能エネルギーの導入状況
  2. 福岡県内の主な再生可能エネルギー施設
  3. エネルギーに関する取組
    (1)再生可能エネルギー
    (2)水素エネルギー

 太陽光・風力・水力・バイオマスといった再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排 出せず、県内で生産できる重要な脱炭素のエネルギー源です。
 国の「第6次エネルギー基本計画」では、エネルギー政策の原則であるS+3E (※)を大前提に再生可能エネルギーの主力電源化を徹底し、再生可能エネルギーに最優先の原則で取り組み、最大限の導入を促すこととしています。
 本県においても、太陽光発電や洋上風力発電など、地域の資源や特性を活かした再生可能エネルギーの最大限の導入を目指し、地域と共生した再生可能エネルギーの導入を進めています。
※S+3E:安全性(Safety)を大前提とし、自給率(Energy Security)、経済効率性(Economic Efficiency)、環境適合(Environment)を同時達成するべく、取組を進めること

 また、水素は、利用時に CO2を排出しないことに加え、CO2排出量の多い「電力」「産業」「運 輸」の各部門での活用、再生可能エネルギーなどから製造する CO2フリー水素の利用などにより、脱炭素化に大きく貢献すると期待されていることから、今後も、水素の利活用の拡大に向けた取組を推進することが重要です。
 本県では、FCモビリティや燃料電池の普及促進、二酸化炭素フリー水素を利活用する社会実証等に 取り組み、関連産業の市場形成を目指しています。
 

1.福岡県における再生可能エネルギーの導入状況

 県内における再生可能エネルギー発電設備導入容量は、平成22年度末の約30万kWから、令和5年度末には約328万kWへと大きく増加しました。
 令和3年度に策定した県総合計画においては、令和8年度末に405万kWとする導入目標を設定しています。

【参考】福岡県における再生可能エネルギー発電設備導入容量(平成22~令和5年度) [PDFファイル/99KB]
 

【出典:資源エネルギー庁資料(FIT導入容量)等を基に福岡県作成】

注)バイオマス発電の導入容量については、設備容量にバイオマス比率を乗じて算出しています。
 

2.福岡県内の主な再生可能エネルギー施設

福岡県再生可能エネルギーマップ

パンフレット「福岡県の主な再生可能エネルギー施設」 [PDFファイル/2.22MB]

 


3.エネルギーに関する取組

(1)再生可能エネルギー

 エネルギーに関する製品、技術等を紹介する展示会の開催やエネルギーの地産地消に取り 組む市町村、事業者への支援等を通じ、エネルギー関連産業の育成・支援及び再生可能エネルギーの導入を促進しています。
 また、風車メンテナンス人材の育成、洋上風力発電の促進区域の早期指定の実現、また、産学官 からなる「福岡県風力発電産業振興会議」を通じて、風力発電産業に関する最新情報の提 供や参入促進セミナーを実施すること等により、洋上風力発電の導入及び風力発電産業の 集積を促進しています。
※詳しくは、福岡県エネルギー総合情報ポータルサイトである「ふくおかのエネルギー」をご覧ください。エネルギーに関する公募・助成情報やセミナー・イベント開催情報などを発信しています。
[関連情報]節電・省エネルギーの情報サイト(福岡県HP)
 

(2)水素エネルギー

 本県では、県内における再生可能エネルギー由来の二酸化炭素フリー水素の利用促進やFCモビリ ティの普及と水素ステーションの整備の一体的な推進等により、水素エネルギー利活用を 推進しています。
※詳しくは、「福岡県水素グリーン成長戦略会議」(県ポータルサイト)をご覧ください。


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