電動車と次世代自動車


 目次

  1. 電動車の種類と特徴について
  2. 次世代自動車について

1.電動車の種類と特徴について

 電動車とは、電気を動力源として使う自動車のことです。
 動力源の100%が電気である「電気自動車(EV)」のほかにも、ガソリンと電気の両方を使う「ハイブリッド自動車(HV・HEV)」や「プラグイン・ハイブリッド自動車(PHV・PHEV)」、水素を使って電気をつくる「燃料電池自動車(FCV・FCEV)」があります。

【出典:自動車の“脱炭素化”のいま(後編)~購入補助も増額!サポート拡充で電動車普及へ(経済産業省資源エネルギー庁)】


 国は、エネルギー基本計画(経済産業省資源エネルギー庁)において、2035年までに乗用車新車販売で電動車100%にする目標を設定しました。また、商用車については、8t以下の小型の車について、2030年までに新車販売で電動車 20~30%、2040年までに新車販売で電動車と合成燃料等の脱炭素燃料の利用に適した車両で合わせて100%を目指し、8t超の大型の車について、2020年代に5,000台先行導入を目指しています。
 あわせて、電動車の普及と表裏一体である充電器について、2030年までに公共用の急速充電器3万台を含む充電インフラを15万基設置し、2030年までにガソリン車並みの利便性を実現する目標を設定したほか、「充電インフラ整備促進に向けた指針(経済産業省)」を策定し、公共用の急速充電器3万台を含む充電インフラの30万基設置する充電器設置目標を倍増、急速充電の高出力化、充電事業の自立化に向けた効率的な充電器の設置や従量制課金の広範な導入を目指しています。

【出典:充電インフラ整備促進に向けた指針を策定しました(経済産業省)】
 

2.次世代自動車の種類について

 次世代自動車とは、窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)等の大気汚染物質の排出が少ない、または全く排出しない、燃費性能が優れているなど、環境にやさしい自動車のことです。
 以下の種類があります。

天然ガス自動車 クリーンディーゼル車 バイオ燃料対応車 ハイブリッド車 プラグイン・ハイブリッド車 電気自動車 燃料電池自動車 水素自動車

【出典:COOLCHOICE チョイス!エコカーキャンペーン(環境省)】


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